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​藤原新治 ピアニスト

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日本人の父と中国人の母の間に生まれ、音楽家である母の手ほどきにより、3歳からピアノを

始める。東邦音楽大学附属中学・高校を経て、2010年よりハンガリーに単身渡欧。

ハンガリー国立リスト音楽院にて国費留学生として研鑽を積み、2016年に同大学院修士課程を最優等の成績で修了。

以来、日本とハンガリーを拠点に国際的な演奏活動を展開している。

古典派・ロマン派の作品を中心に、楽譜に忠実でありながらも豊かな表現力を兼ね備えた演奏には定評があり、イタリア・イスキア国際ピアノコンクール優勝をはじめ、数々の国際コンクールで入賞。

これまでに、国民的作曲家バルトークの旧邸宅で開催されるサロンコンサートや、日本ハンガリー友好コンサートなどに出演。現地テレビ局にも取り上げられるなど注目を集めている。

過去にはラ・フォル・ジュルネ音楽祭の来日公演でも知られる「コンチェルト・ブダペスト」との共演や、現在はハンガリーのドナウ交響楽団との定期的な協奏曲共演(リスト、チャイコフスキーなど)を行うなど、国内外での活動の幅を広げている。

演奏活動は多岐にわたり、クラシックの名曲だけでなく、ミュージカルや映画音楽、最新の

楽曲も自身のアレンジで取り入れるなど、「ピアノ一台で世界を描く」ことを信条に、伝統と革新が融合したコンサートを創り上げている。2023年には中国・中山市でデビューリサイタルを成功させ、2024年には福建省にて中国を代表するピアノ協奏曲《黄河》を演奏し、大成功を収めた。

教育活動にも情熱を注ぎ、「演奏力=舞台で自分を表現しきる力」を育むことを理念に掲げた「Liszt Music School」を主宰。現在も現役ピアニストとしての経験を生かし、感性と理論の両面から生徒を導くレッスンは、初級から上級まで幅広い層の生徒・保護者から厚い信頼を得ている。

 

また、河合楽器製作所主催の研究会や指導法セミナーに毎年招かれ、課題曲講座や指導グレード講座を担当。カワイ音楽コンクールでは審査員を務め、埼玉・千葉・茨城エリアでのレベルアップレッスンにも力を入れている。

 

指導実績として、東京国際青少年ピアノコンクール、長江杯国際音楽コンクール、日本クラシック音楽コンクール、ショパン国際ピアノコンクール in ASIA などで、多くの生徒を上位入賞に導き、「指導者賞」「幼児指導者賞」を複数回受賞している。

 

川口市芸術奨励賞受賞。クライス音楽事務所所属。東邦音楽大学ピアノ科非常勤講師。

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